【はじめに】
今日は私の大好きなアボカドに関してのお得な情報をお届けします。
特にたくさん方からご質問をいただくのは「選び方」と「食べごろ」に関して。
めっちゃ個人的な考え方ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
そもそもアボカドってどんな植物?
ってことで簡単にご紹介しますね。
【アボカドとは】
アボカド(avocado)は、中央アメリカ原産でクスノキ科の植物です。
クスノキ科というだけあって野生で育つと樹高は30mにまで及ぶそう。
私の住んでいる和歌山でも栽培している農家さんがいらっしゃいますが、みかんの段々畑に植えて、上段から収穫しなければいけないほど大きくなるそうです。
日本で目にするアボカドのほとんどがメキシコ産、次いでチリ産、ペルー産、ニュージーランド産となっています。
1.アボカドの豊富な栄養素
特筆すべきはその栄養素の豊富さ。
「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックに記録されています。
「森のバター」の異名は有名ですが、実は「食べる美容液」とも呼ばれ美容効果に優れた成分も含まれています。
良質な脂肪分「不飽和脂肪酸」・食物繊維・グルタチオン・ビタミンE・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンB群・葉酸・カロテン・カリウム・カルシウム・鉄・マグネシウム・銅・亜鉛・リン など
2.アボカドとダイエット
アボカドは非常にダイエットに向いている果物として注目されています。
というのも、アボカドは食物繊維が豊富なため、体内で水分を吸収し満腹感を感じやすく、食事量を減らすのに適しているからです。
また、ビタミンB2やリパーゼが脂肪の分解を助けてくれるので、体脂肪を落とすのにも効果的があるとされます。
さらに、他の栄養素も豊富なため、栄養不足になりがちなダイエット中の栄養補給にもなります。
栄養豊富なアボカドですが、カロリーも高いので食べ過ぎると逆効果になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
ポイントは1日アボカド半分〜1個までに抑えることです。
【アボカドの選び方】
さて前置きがずいぶん長くなりましたが、アボカドの選び方をご紹介していきたいと思います。
普段皆さんはどうやってお店でアボカドを選んでいるでしょうか?
色や形、質感などいろんなところを見ていると思いますが、とにかく一番やっちゃいけないのが「指で押して柔らかさを確認する」という方法です。
どんな果物でもそうですが、指で押すと傷みます。その繰り返しで売り場のアボカドは傷んでいっていると言っても過言ではないでしょう。
押したい気持ちはめっちゃわかりますが、ぐっとこらえて次に説明するポイントをチェックしてみてください。
1.まずは全体を見てみましょう。

表面にキズがなく、形のふっくらとした綺麗なものを選びましょう。
一部が黒ずんでいたり、ぶつけたり押さえられたりで凹んでるものは切ったら真っ黒...なんてこともあるので要注意です。
2.ヘタをみましょう。

次にチェックすべきはアボカドのヘタの部分。
良いアボカドは緑の時はしっかりくっついて、食べごろになると隙間が空いてきます。
ここが黒ずんでいたり、カビっぽくなっているのは切ると腐っている確率がかなり高いので避けてくださいね。
3.色をみましょう。
すぐに食べたい人はこのくらい黒っぽくなってきたものを買うと良いです。
食べごろに関しては後でもうちょっと詳しくご紹介します。
しかし本当のオススメはこのくらい緑のもの。
まず緑色の方がキズや凹みが見分けやすいという利点があります。
そして食べごろまで売り場に置いてあるアボカドは多くの方が手に取ったり、押されたりしてして傷んでいる確率が高いためです。
緑色のうちに綺麗で形の良いアボカドを先取りして家で追熟させるのがベターです。
【アボカドの食べごろ】
1.色をみましょう
やや緑色を残しつつもほぼ黒っぽくなってきた、だいたいこのくらいの色が食べごろ。
※モニターや画面の加減で色味が違って見えるかもですが
2.ヘタをみましょう。
緑のころは実にピッタリくっついているヘタですが、食べごろになると痩せて実との間に隙間ができてきます。
これくらい隙間ができると食べごろです。
3.柔らかさをみましょう。
もちろん買ってきたアボカドは自己責任で柔らかさを確認してもOKです。
しかし指で強く押さずに、柔らかく包み込むように柔らかさをチェックしましょう。
少し沈み込むような柔らかさを感じれたら食べごろです。
【追熟させよう】
前述したようにアボカドは食べごろよりも早熟のものを買ってきて家で追熟させるのがオススメです。
すぐに冷蔵庫に入れてしまうといつまで経っても追熟が進まないので、食べごろになるまでは常温で保存しましょう。
痛みにくいように、リンゴとかに付いているクッション材を使うとベターです。
室温にもよりますが、左の緑の状態で買ってきたアボカドが、だいたい3日程度常温に置いておくと右の食べごろ色に変わります。
食べごろになったらビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。
だいたい3〜4日程度は食べごろ状態をキープできます。
ちなみに追熟を早めたい場合は、リンゴやバナナと一緒に袋に入れておくと良いですよ。
【調理しよう】
アボカドを使ったレシピは普段いっぱい上げているので、基本の切り方だけご紹介します。
1.包丁でクルッと1周切り目を入れる。
2.捻るようにしてふたつにします。
3.包丁の根本でクイっと種を回転させるようにして取り除きます。
4.皮を取り除きます。
※皮と実の間にスプーンを入れても良いですが、いい感じに熟していれば手でもスルスルっとキレイに皮が剥けます。
5.用途に合わせた形にカットします。
私はこの形で使うことが多いですね。
6.あとはお好きなお料理に。
【終わりに】
長々とした文章になってしまい申し訳ありませんが、大好きなアボカドに感するお話でした。
特に選び方と食べごろに関して、お役に立てれば嬉しく思います。
くれぐれもスーパーの売り場では指で押さずに、キズ、ヘタ、色を見てどれを買うか判断してください!
実際のアボカドを使ったレシピは下の検索バーで「アボカド」と入力して検索してくださいね♬
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先日ご質問が多かった包丁を研ぐシャープナーを張っておきますね(๑˘ᴗ˘๑)*
めっちゃお手軽に包丁の切れ味がよみがえります!
テクニックも何も必要ないので本当にオススメです(*・ᴗ・*)و!